[連載]酒のツマミになる間取りーマンションリフォーム編 ⑦みんなの投票結果とまとめ
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酒のツマミになる間取りの第2弾はマンションリフォーム編。
今回はみんなで投票した結果と総評などです。ChatGPTのプランもお披露目。
<おさらい>
某マンションのリフォームプランをメンバーがそれぞれに考えて、お披露目する会を開催中。
施主の要件や「なぜそれぞれが考えてくる」ことになったかは、マンションリフォーム編の第1回をご覧ください。
プレゼンの発表はこの日の会議室の座り順。ここまでに5人が自分のプランをプレゼンしてきましたので、その内容を以って人気投票をすることに。
最終回はその結果発表と、今回の「マンションリフォーム編」のまとめ会の様子をご紹介します。


マンション編もついに最終回です。
繰り返しますが、みなさん、わが家のためにホントにありがとうございました。
家族に見せたら、それなりに楽しんでました。

早速人気投票の結果発表ですか?

そうですね。そのあと、いろいろお話しましょうか。
投票結果

それぞれのプランを5点満点で評価してもらいましたが、
集計の結果、1位は社長のプランでした!!
クリックで、各プランのプレゼン記事へジャンプ ↓

👏👏👏👏👏

え、ホントに?
ちょっとやりすぎたところと、好きな色とかもうちょっと聞いとけばよかったと思ったんだけど。

メンズっぽくてかっこよかったです、社長のプラン。

うん、うん。

ありがとう。(笑)

あ、念のために言っときますが、一番人気でしたが、賞金とかプレゼントとかそういうのはありませんので。その代わりってわけでもないですが、この後のリアル打ち上げでたくさん飲んでください。(笑)
で、みなさんからのコメントはこちらです。

家族で過ごす時間、もっとも多いのはダイニングだと思います。
社長のプランが、もっとも「新たな気持ちで、2人の食事を楽しめそうだな」と感じたので高得点にしました。

これから老後も長く過ごす場所として考えられているという点で、社長のプランを高得点にさせていただきました。

個人的にはうずら卵さんのプランが、だしまきさんの要望をバランスよく取り入れていて魅力的だと感じました。
デザイン性と機能性を両立している点では社長のプランも良いと思いました。

自分のプランを改めて見直してみましたが、「脂っこい」ですね(笑)もっとナチュラルモダンくらいにしておけば良かったと反省しています。
要素的にはすべてを満たしているつもりですが、やはり「色使い」や「コーディネイト」は大事なんだと気づかされました。

ちなみに、変わること・斬新さをあまり良しとしない、だしまき家男子たちの意見をお伝えしますと、えだまめさんのは個室が狭いこと(私はアリだと思ったけど)、
社長のは斬新すぎることがマイナスポイント。
チーかまさんのが一番「安心感ある」との評価でした。
だしまきのプランは玄関を開いた途端「その壁はないわ」と却下されてしまいました。(笑)
総括といろいろ

私は、自分の「好き」をカタチにするだけだったのだけど、みんなは他人の家を考えるわけなので、難しかったんじゃないかなと思います。
どうでした?
最終回なので、それぞれのプランで言い残したことや、他の人に聞きたいこともここで。

ポイントポイントは案が浮かぶけど、全体をまとめるのが難しかったですね。

でもこうやって自分でプランニングするのに3Dアーキデザイナーを使うと、
「だからこの機能があるのか」とたくさん気づけました。

それは思うね。
間取りの話をしていい?

はい、もちろん。

みんなリビングのところの壁取ってたけど、僕が廊下を無くさなかったのは、手すりをつけたかったからなんだよね。
それと、手すりのカタチ、気づいてくれた? 棒状だと握れなくなったときに困るし、体重をかけやすいようにあの形のにしたんだ。
あとキッチンをコの字にしたのは、車いすでも動きやすいように、だったのをプレゼンの時、言い忘れてたなと思って。

体重をかけやすい手すりの形状に、社長のこだわりが。

コの字のキッチン。車いすで動きやすいように、の細やかな配慮が。

そうだったんですね。
考えが深いですね。

質問していいですか?
だしまきさんのカウンターって変わった形だったと思うんですけど、あれはどうやって作ったんですか?

形状作成の直方体と円柱で作ってます。
全部高さを3cmにして配置してグル―プ化してテクスチャを貼りました。
ホントに施工するときは図面が必要になるだろうから、押し出しで作るのがいいんだろうけど、今回はプランだけなので、一番簡単にキレイなカタチが描ける方法で描きました。
特に奥の花を置いているところとかは、円のままで壁にめり込ませてごまかしてます。(笑)



円柱なんだ、なるほどね。

はい。
少し大きめに作ってめり込ませる。
これ、突破ファイル用に造作するときも多用しています。見た目が完成していればそれでいいので。

そういえば、だしまきさん以外の人は壁の色とか変えてなかったよね

どう変えたらいいかわからなかったです。

そうなの?それこそ、いろいろ試せるのが楽しいソフトなのに?

自由にできすぎてまとまらなくなりそうで…

辻褄合わなくなりそうなの、むちゃわかる~
隣り合ってる2枚はいい感じだけど、全体がまとまってるかって言うとわからなくなってくるので、私も結局元通り白い壁のままにしました。

アクセントウォールがやりやすいのはそれもあるのかもしれないね。
大胆な柄を1面だけ試せるし。

そうですよね。
そこをしっかりまとめ上げる、プロの人たちはすごいなと思いました。

私は最初「特に大きな不満はない」と言ったのに、話しているとツラツラと要望が湧いて出てきました。これはウチのソフトのユーザーさま達からも良く伺う話で、「このことか」と思いました。
そういう意味では今回、施主と、なんちゃってではありますがプランを作る側の人の両方を体験させてもらえたことに感謝です。
特別参加・ChatGPTのプラン

あ、そういえば、もともとの間取図とプランの条件同じ条件をChatGPTに投げて、間取図とリビングのパースを描いてもらってみたんです。
それがこちら。
なんとなく間取図ができてるんだけど、玄関動かすとかできないアレンジが加わってたり、字も間違ってたり、パースも出窓がなくなってたり、奥に部屋があるみたいになってたり、
なにより間取図とパースが違う家になってしまってるので、根本的にダメでした。
ただ、ChatGPTはどちらかというとテキストが得意なAIなので、
デザインが得意なAIや建築・インテリアを学習させたAIとかなら、もう少し良いものが出てくるかもしれませんね。



これからどんどん進化していくでしょうしね。。

工務店さんなんかは、初回の間取のプレゼンのときの見栄えを良くするのにChatGPTにプランを出してもらったのを3Dアーキデザイナーや3Dマイホームデザイナーで描いて、それを見ながらお客様と打ち合わせを始めるというのがいいと思うんだよね。
ポリテクセンターのセミナーでも、最近はAIの活用方法って言って、そういう話しているんだよ。
最終的なプランは専門のインテリアコーディネーターさんたちに頼めばいいけど、初案のプランを見栄えよく見せるためのインテリアならそれで充分でしょ、って話です。
いずれは間取図も描けるようになるだろうけど、まだ少し先じゃないかなと思う。

そうですね。
あれこれみんなが使えば吸収していくから、近い将来、ですよね。

いつか、ChatGPTもこの会に誘ってみますか?

その前に、プロの皆さんのプランも見てみたいですね。
何ならここに一緒に参加していただいてもいいかも。

面白そうですね。

アチコチの建築・インテリア系のイベントで「酒ツマのオフ会」が流行るといいな。
ここで使っている3Dデータはお渡ししますので、さらにグレードアップしていただくとか。

それ見に行きたいです!
か、中継してもらいましょう!

プロ同士のガチなのも見てみたいです。

それ、本気のコンペだから。

あ、そうか…(笑)

話は尽きないけど、そろそろ会社出ないと、お店の予約時間が。
続きは、飲み会でリアル酒のツマミにしましょう♪