[連載]3Dデザイナーシリーズ 階段マスターへの道 【初級編】立体化した階段に意図しないものが…?よくある原因と対処法
- 3D活用法
3Dデザイナーシリーズで配置した階段を立体化して3D画面で見てみると、意図していないものが生成されることがあります。よく起こる現象として、
- 階段横の壁に不要な出っ張りが表示される
- 階段横の壁がズレてしまう
などが考えられます。
当記事では、このような意図しない現象が起こった場合の原因と対処法について解説します。
※当記事は、3Dアーキデザイナーを使用しています。操作方法に関しては3DマイホームデザイナーPRO10、PRO10EXをはじめとした、他の3Dデザイナーシリーズでも共通の内容となっております。
Case1:階段横の壁に意図しない出っ張りが表示されてしまう
間取り編集画面で階段を配置し立体化すると、階段横の壁に下図のような意図していない出っ張りが生成されることがあります。
ところが間取り図を確認しても、特におかしな点はないように見えます。はてさて…正体不明のこの出っ張りは一体なんなのでしょうか?
原因
出っ張りの正体はずばり笠木が見えてしまっているんですね。
Case1の例では箱型階段を配置していますが、デザイン変更をなにもしていないデフォルト状態のままだと、階段横の壁設定すべてにチェックが入っています。
間取り編集画面で[階段デザイン変更]ウィンドウを開くと、壁設定のすべてにチェックが入っており、[手前笠木]にもチェックが入っていることがわかる。
対処法
今回の例では笠木は必要ないので、間取り編集画面に戻り、階段を選択した状態で階段プロパティの[デザイン変更]をクリックし、[笠木][手前笠木]のチェックを外します。


再度立体化し、修正前と修正後で比較してみると…出っ張り(笠木)が消えました。
このように階段に意図しないものが生成されている場合は、[デザイン変更]の壁設定を疑ってみてください。
Case2:階段横の壁がズレてしまう
間取り編集画面で階段を配置し立体化すると、階段横の壁に線のようなものが入ってしまうことがあります。
原因
この線はなにかというと、階段が壁芯からズレて配置されていることが原因で起こっている現象です。
間取り図で確認すると分かりやすいですが、階段の赤い線が部屋の壁の中心より少し下にズレてしまっているのがお分かりいただけるかと思います。
これによって、階段自体の壁がズレている分はみ出してしまっているのです。
ではなぜこのようなことが起きるのかというと、ツールバー内の[吸着]設定が[なし]になっていることが原因であることが多いです。
対処法
階段の配置位置のズレを直してあげましょう。
【1】間取り編集画面に戻り、ツールバーの[吸着]設定で[自動]or[グリッド]or[壁芯端点]を選択します。
【2】階段を選択し壁に沿うように位置を調整します。[吸着]設定がONになっていれば、壁にピッタリ吸着されます。
修正前と比較してみると…


壁のズレが直り、線も消えました。
階段横の壁に変な線が入っているなと思ったら、階段の配置位置が壁芯からズレていないか確認してみてください。







