住まいの快適さを決める鍵!回遊動線設計のパターン【間取り画像ダウンロード付き】
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住まいの快適さを決める鍵!回遊動線設計
住宅設計において「回遊動線」は、快適で使いやすい住まいを実現するための重要なポイント。
家族全員がストレスなく暮らせる家では、動線がスムーズに設計されており、日々の家事や移動が効率的におこなえる仕組みが隠れています。
当記事では、住宅設計の回遊動線の間取りパターンをご紹介。キッチンからリビング、洗面室へのスムーズな動線や、家事効率を高める回遊型のプランニングなど、暮らしの質を高める住まいづくりのアイデアを見つけてみてください。
さらに、リンク先から間取り図テンプレートのダウンロードが可能です。ぜひご活用ください。
1・キッチンの背面から水回りへ
2LDKは18帖。リビング階段にすることで空間を広く有効活用できる間取りです。
キッチンの背面から水回りに繋がっているため、家事に便利な回遊動線です。
幼いこどもがいるご家庭では、洗面、お風呂、着替えを手伝うことがよくあるため、キッチンからすぐ繋がっていると移動距離が少なく便利!
テレビの背面に壁を設けて、散らかりがちなキッチンダイニングが丸見えにならないように工夫されています。また、リラックスできるエリアと食事をするエリアをきっちりと分けることで、より落ち着きのあるくつろぎのリビングを実現できます。
リビング続きの和室は、客間のほかに子供の遊び場や休憩、来客時の寝室としても良いですね。
2・玄関から洗面所、キッチンへのスムーズな流れ
こちらも「1」と同じくキッチンの後方から洗面所にアクセスできる、家事のしやすい回遊動線の間取り。
玄関からの洗面所も一直線でアクセスできるため、帰宅後に手を洗ってキッチンの冷蔵庫に買ったものをしまう、といった日常のよくある動線が非常にスムーズになります。
LDKは18.7帖。南面に大きな窓があり開放感のあるLDKです。
一階の玄関には人気の土間(シューズクローク)があり、ベビーカーやアウトドアグッズなどを収納できます。
3・ホール階段を囲んだ回遊動線
階段を囲んで、玄関ホールからキッチン、リビングから玄関へと繋がり、ぐるぐると家のなかを歩ける回遊動線になっています。ダイニング、リビング、2階、どこからでも水回りのアクセスが良く、ホール階段で適度にプライバシーが確保されているので、快適に長く住み続けられそうな間取りです。
一階のLDKはゆったりとした18帖。対面キッチンはリビング全体を見渡すことができ、家族との会話も弾みます。広めの玄関にはシューズクロークを設置、大きな荷物を置いたりするのにも十分な広さです。
4・アイランドキッチンなら行き止まりがない回遊に
人気のアイランドキッチンを中心に設計された回遊動線の間取りは、行き止まりがないため動きやすく、家事や生活のストレスを軽減します。コンロ側も自由に行き来ができるため、複数人での調理や移動もスムーズです。友人や家族みんなと料理を作りパーティができそうですね。
できるだけ無駄なスペースを無くし、効率的に部屋を配置した間取りです。
水回りも近いので家事をラクにこなせます。
5・リビングと玄関周りをつなぐ回遊動線
ホールの奥には洗面とトイレを配置し、外から帰宅した際にすぐ手洗いができる設計に。アイランドキッチンを中心に、リビングと玄関周りをつなぐ回遊動線を採用すると、動きやすくストレスのない生活になります。
LDKは広さ20.5帖を確保。玄関ホールの上がり框を奥に長く伸ばすことで、空間に奥行きを感じさせる工夫を施しています。リビング階段で家族のつながりを感じられるデザインもポイントです。
間取り・注文住宅プラン集
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