ホテルライクな部屋の作り方【3D解説:天井にカーテンレールを埋め込む、間接照明を表現する】
- 3D活用法
「ホテルのような非日常・高級感あふれる家で暮らしたい」という夢を抱く人は多く「ホテルライク」と呼ばれるスタイルは根強い人気があります。
特に、お客さまにも印象を与える「玄関」や「洗面」、そして自分だけの空間としてリラックスできる「寝室」は、ホテルライクなデザインへの要望が高いエリアです。
今回は、「寝室」にフォーカスし、ホテルライクな空間を作り上げるためのポイントをご紹介します。さらに、3Dアーキデザイナー、3Dマイホームデザイナーを活用して、ホテルライクな寝室を表現する操作方法も解説していきます。
ホテルライクな部屋のポイント
1. 大きな窓とカーテンで開放感を演出
大きな窓と大きなカーテンを取り入れることで、部屋全体に重厚感が生まれます。
さらに、カーテンレールを隠す工夫をすると部屋が垢ぬけてすっきりとした印象を作り出せます。
2. タイル調の床で非日常感をプラス
ホテルの部屋はタイルカーペットを採用しているところが多いですが、
掃除のしづらさを気にする場合は、タイル調にすると高級感もありつつ掃除もしやすくなります。
マットな質感を選ぶことで、落ち着いた空間を演出できます。
3. 間接照明の柔らかな光で高級感を演出
間接照明は、視覚的な快適さと高級感を両立するための必須アイテム。
柔らかな光で部屋全体を包み込み、心地よい空間を作り上げます。
4. 上質な家具と巧みなカラーコーディネートで無機質な雰囲気を
ホテルの非日常感は、無機質で洗練された雰囲気から生まれます。
家具は上質なもので、落ち着いたカラーリングで全体をまとめ、統一感を持たせます。
(グレイッシュトーンやニュートラルカラーがおすすめ。)
また、金属やガラス素材を取り入れることで、さらにモダンな印象を強調できます。
【3D解説】天井にカーテンレールを埋め込む、窓よりも大きなカーテンをつける
天井にカーテンレールを埋め込む方法はいくつかありますが、今回は窓よりも大きなカーテンを設置、天井に埋め込む方法の一つを解説します。
※窓の幅にぴったりのカーテンを埋め込む場合は「カーテン作成」機能が便利です。
ここに、窓よりも大きなカーテンをつけていきます。
[ 天井に配置 ] → [ パーツ ] → [ カーテン・ラグ ]からパーツを選択してレールの位置に配置します。今回は、閉まった状態のカーテンを付けたいため、パーツ『カーテンO13』を選択しました。ただ、これでは寸法が合いません。
ここで、カーテンのパーツをダブルクリックして、「マウスドラッグでサイズと傾きの変更を可能にする」にチェックを入れ「OK」をクリックしてください。これで、カーテンを好きなサイズに変更できるようになります。
あとは、イメージに沿ったテクスチャや色を塗れば、ホテルのような高級感たっぷりの壁一面を覆ったカーテンのできあがりです。
▼コーニス作成 対応ソフト
3Dアーキデザイナー11 Professional、3DマイホームデザイナーPRO10EX、3DインテリアデザイナーNeo10
【3D解説】間接照明を表現する
ホテルライクにかかせないのが、間接照明。光を操ると、パースもぐっと立体感が増します。
間接照明は、3Dアーキデザイナーの「光シール」で簡単に表現ができます。
[ ライティング ] → [ 光・影シール ] から雰囲気に合う光を配置するだけ。
これで、間接照明のできあがりです。
▼光シール 対応ソフト
3Dアーキデザイナー11 Professional